beacon

「ボルダラスから信頼を得ている」ヘタフェ久保建英の現状にスペイン有力紙が注目

このエントリーをはてなブックマークに追加

 今冬の移籍市場でビジャレアルからヘタフェへと再レンタルとなった日本代表MF久保建英だが、指揮官の信頼は厚いようだ。スペイン『アス』が伝えた。

 記事では、「早くも(ホセ)ボルダラス監督から信頼を得ている」という見出しで、19歳の日本人MFに注目。ヘタフェでは多くの出場機会を得ていることから、「この日本人はヘタフェの4試合で、早くもビジャレアル時代とほぼ同等の時間、ピッチに立った」と紹介している。

「指揮官からの信頼は若手にとって大きな自信になるうえ、成長を促すものだ。この日本人MFはボルダラス監督から信頼されており、ヘタフェでの出場時間がそれを示している。久保はヘタフェに来てから4試合、ここまで254分出場した。これはビジャレアル時代の16試合に匹敵する時間だ」

「イエローサブマリン(ビジャレアル)では全体のゲームにおける20%ほどしか、久保はピッチに立てなかった。もちろんUEFAヨーロッパリーグでは頼りにされていたという事実もあるが(欧州カップ戦では375分プレーした)。だが、ヘタフェ加入後はゲーム全体の70%ほどの出場時間をキープしている」

 そして「ヘタフェでは1カ月も経たないうちに、久保の状況は追い風になったと推測できる。貸し出しているレアル・マドリーも、この選手がラ・リーガ(1部)において可能な限りピッチに立ってもらいたいと思っているようだ。また、レアル・マドリーにおいても久保の動向は大きな関心事であり、マルコ・アセンシオやロドリゴのスペアパーツがない状況。久保の成長ぶりを綿密に追跡している」と続け、保有権を持つレアル・マドリーもレンタル中の久保に期待を寄せていると強調した。

 今季後半戦はヘタフェでプレーすることになった久保。新天地での順応に問題はなく、前述の出場時間数が示しているとおり、19歳のMFはヘタフェで早くも欠かせない存在となりつつあるようだ。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP