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欧州SL参加表明で勝ち点はく奪の噂も…クロップ「何も起きなかったんだから理由がない」

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リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、欧州スーパーリーグに参加を表明したクラブがプレミアリーグから罰せられるべきではないと語った。

 かねてより噂されていたが、ついに18日に創設が発表された欧州スーパーリーグ。レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が主導し、アーセナル、アトレティコ・マドリー、チェルシー、バルセロナ、インテル、ミラン、ユベントス、リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムの12クラブは、今後自分たちで運営する独自の欧州大会を発足すると明かした。

 しかし20日、政府、企業、そして選手と監督から批判の声が相次いだことが引き金となり、プレミアリーグ6クラブが一斉に計画からの脱退を表明。創設発表から2日間で計画は実現困難となった。

 プレミアリーグから参加を表明した6クラブはすべて脱退したが、残りの14クラブは勝ち点はく奪など厳しい制裁を求めていると報じられている。会見でそれを問われたクロップ監督は、「それについて私が何と言える?」としつつも、「何も起きなかったから罰する理由が見つからない。我々は以前と同じ状況にある。バーリやウィガンはどんな理由で減点されたんだ? それとは少し違うと思うよ」と、勝ち点のはく奪はあり得ないと語っている。

 激動の1週間を過ごした後だが、「試合への情熱は薄れていないか?」と問われた指揮官は「絶対ないね! あり得ないよ。試合のことではなく、周りのことだったしね」とし、試合に集中していると強調した。

「私は(欧州スーパーリーグが)気に入らない明確な理由を持っているし、それも話したつもりだ。それ以外のことは関係ない。本当の意味で、将来のことに集中しよう。試合への愛情を失ったことなんてないさ」

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