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CBで苦戦の冨安、伊メディアで軒並み最低評価に…「上手く行かない夜。説明つかず」

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DF冨安健洋は低評価に

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は17日、ベローナ戦にフル出場したが、現地の評価は低調となった。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督率いる11位ボローニャは17日、セリエA第37節において10位ベローナと敵地で対戦。開始直後に相手の先制を許すと、2度にわたってリードを奪われたが、同点に追い付いて2-2で試合を終えた。

 冨安はジェノア戦に続いて4試合連続で先発。ブラジル人センターバックのダニーロの負傷により、センターバックを務めたが、失点に絡むなどミスもあり、現地の評価は低調となった。

 イタリアメディア『メディセット』は、チーム内最低評価の「5」と採点。「日本人DFにとって、上手く行かない夜だった。最初の警鐘は、(GKフェデリコ)ラバーリアへのバックパス。ベローナに間接FKを与えることにつながった。2-1の失点シーンにおいては、(ニコラ)カリニッチに先を越されてしまった」と綴った。なおチーム内最高評価は、同点弾を決めた39歳FWロドリゴ・パラシオの「6.5」だった。

『ユーロスポーツ』イタリア版も、最低点タイとなる「5」の評価を下した。「前半のうっかりミスは説明がつかない。すぐ近くのラバーリアにバックパスをしたため、GKは手でボールを抑えざるを得ず、エリア内で間接FKを与えてしまった。それでも足りなかったのか、カリニッチに追い越され、2-1となるゴールを許した」と辛らつに振り返った。

 このほか『ガゼッタ・デロ・スポルト』も、チーム内最低評価の「4.5」と採点。「CBでダメだった」などと見解を示した。一方、サッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』は、やや上回る「5.5」と採点。「極度に苦戦していた」と指摘しつつ、「ミスの後はやや調子を取り戻し、素晴らしいクリアで存在感を示した」とも綴っている。

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