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伊東純也の獲得に必要な移籍金は?ゲンクがクラブ・ブルージュに伝えた要求額が明らかに

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 ゲンクが日本代表FW伊東純也の売却を検討する要求額を明らかにしたようだ。ベルギー『La Derniere Heure』が報じている。

 2019年1月に柏レイソルから当初はレンタルで加わった伊東は、昨年には完全移籍に移行して2023年までの契約を締結。28歳のウィンガーは今季レギュラーシーズンではリーグ戦32試合に出場し、10ゴール12アシストを記録。先月末のベルギーカップのファイナルでの得点などでトロフィー獲得に貢献し、優勝プレーオフ第4節消化時点でも1ゴール3アシストをマークするなど躍進のシーズンを過ごしている。

 ベルギーメディアではそんな伊東に、レギュラーシーズンを首位に終えた昨季王者のクラブ・ブルージュが今夏に獲得を狙っているとの報道が浮上。19年夏にヘンクからブルージュへ渡り、現在も伊東を高く評価しているとされるフィリップ・クレメント監督との再開の可能性が報じられている。

 だが新たな報道によれば、ヘンクがブルージュに伊東の移籍金として1000万ユーロ(約13億3000万円)を要求することを伝えたという。『La Derniere Heure』曰く、その金額は同選手の残留を望むヘンクが、年齢的にも今夏がステップアップの最後のチャンスと考える本人の希望を理解した上で設定したとのこと。一方、ブルージュ側はその要求額に「ショックを受けている」とも伝えられており、ベルギー国内の移籍は難しいかもしれない。

 なお『transfermarkt』での伊藤の評価額は現在650万ユーロ(約8億6000万円)で、ジュピラー・プロ・リーグのクラブ間で生じた過去最高の移籍金は19年夏にヘンクがFWテオ・ボンゴンダのズルテ・ワヘレムからの獲得に支払った700万ユーロとなっている。

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