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堂安律の獲得に至らず…アウクスブルク行きが実現しなかった理由を独誌が指摘

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PSVに所属する日本代表MF堂安律

 現地時間8月31日18時にドイツの移籍ウィンドウが閉幕を迎え、PSVに所属する日本代表MF堂安律のブンデスリーガ再挑戦は少なくとも来年1月までお預けに。ドイツ誌『キッカー』は最後に獲得に乗り出したとされるアウクスブルク行きが実現しなかった理由を報じた。

 昨季レンタルでビーレフェルトへ送り出された堂安は、昇格組の同クラブですべての公式戦に出場した中、5ゴールをマークするなどチームの1部残留に貢献。そして今夏はマインツやボルフスブルク、ホッフェンハイムやフライブルク、そしてアウクスブルクからの関心が伝えられていた。

 しかし、いずれも堂安の獲得に至らず。一方、最後まで最も具体的な動きを見せていたのはアウクスブルクだったようだ。『キッカー』曰く、同クラブは「移籍マーケット期限直前まで新たなアタッカーを加えることを検討していた。以前、ビーレフェルトに送り出されていたPSVのリツ・ドウアンのことだ」と指摘。また、移籍が実現しなかった理由は「高い費用と選手の考え」にあったとした。

 なお、堂安はPSV残留について代表戦取材の中で、「決まったところで自分の力を出すことが選手としてしないといけないこと。自分の行きたかったところはあったりしましたが、所属先や日本代表のことを考えてプレーすることを考えています」と切り替えて前を見据えていた。
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