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絶好調アーセナル、最大の要因は守備陣の安定…米メディア「アルテタ体制で最強」

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好調を維持するアーセナル

 絶好調のアーセナルについて、『ESPN』が分析。その中で、日本代表DF冨安健洋らディフェンス陣を称賛している。

 今季は67年ぶりの開幕3連敗を喫したアーセナル。しかし、夏の補強選手やケガ人が復帰した第4節以降は8試合負けなし(6勝2分)。順位も5位まで浮上した。そして迎えるプレミアリーグ第12節では、4位リバプールと激突。勝てば4位にまで浮上する。

 そんな重要な一戦を前に、『ESPN』が「ミケル・アルテタのアーセナル。100試合を経て、彼らは峠を超えたのか?」と分析記事を公開。「8月28日、マンチェスター・シティに0-5と屈辱的な敗戦を喫したことを思い出して欲しい。開幕3連敗は67年ぶりで、アルテタの続投にはファンの間でも大きな議論となった」と指摘。そして「3か月後、彼は5位にいる。リーグ最長の無敗記録(6勝含む8試合)を達成し、明確な方向性を示している。ファンも戻ってきた。アルテタもハッピーだろう」と綴った。

 そして「輝いていた選手」に言及。「アイデンティティを見出すために再構築を迫られた」としつつ、「夏の加入選手は全員が23歳以下。アーセナルの今季スタメンの平均年齢は24歳242日と、リーグ最年少だ。現在のバック5(GKアーロン・ラムズデール、冨安、DFベン・ホワイト、DFガブリエル・マガリャンイス、DFキーラン・ティアニー)が同時にプレーするようになったのは第4節から。これが絶好調の始まりだった」と、第一に守備陣の安定が鍵となったと分析している。

「GKラムズデールのインパクトとリーダーシップ、ホワイト&ガブリエウの関係、左サイドのティアニーの攻撃力、そして右サイドの冨安の堅実さが、アーセナルのディフェンスを本当に強固なものにしている。アルテタ監督の100試合の中で最も強く、最も統制されたものだと言えるだろう」

 また、好調の理由はアカデミー出身の2人、MFエミール・スミス・ロウとMFブカヨ・サカの活躍が大きいとも指摘。最後に「リバプール戦をはじめ、アルテタにはさらなる試練が待ち受ける。今の目標は、この3か月間を積み重ねていくことだ。そして、アルテタが次の100試合を最初の100試合よりも成功させることでもある」と締めくくっている。

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