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10番欠くユーベを救ったのはボヌッチ! 怒涛2連弾で強敵ラツィオを撃破「頼まれれば俺はやる男」

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DFレオナルド・ボヌッチが2得点

 ユベントスは20日のセリエA第13節でラツィオに2-0の勝利。2得点ともに挙げたDFレオナルド・ボヌッチが試合後、『スカイ』に喜びを語った。

 上位から遠ざかるユベントスは、代表ウィーク明けのラツィオとの大一番に臨んだ。しかし、攻撃の要であるFWパウロ・ディバラは代表招集時に負傷。その穴を埋めたのは、意外に“蹴りたがる”ボヌッチだった。

 ユベントスは前半21分、FWアルバロ・モラタが敵陣PA内で倒されたことでPKを獲得。本来ならディバラがキッカーを務めるが、不在のためにボヌッチが務める。冷静に決め切り、先制点を奪取した。

 さらにユベントスは後半36分、今度はFWフェデリコ・キエーザが敵陣PA内でファウルを誘発。またしても得たPKを、再びボヌッチが蹴り込み、値千金の2点目を奪った。試合はそのまま終了し、ユベントスは価値ある連勝を達成した。

 試合後、ボヌッチはインタビューに応じ、「重要なのは、得点をして勝つことだ。我々は批判を受けているが、この精神があれば非常に重要な結果を得ることができる」と手応えを語った。

 前線の選手ではなく、守備の要が2得点。ボヌッチは「FWが重要な場面を作ったんだ。彼らは素晴らしい仕事をしている。重要なのは、得点をすることであり、勝利を持ち帰ることだ」とフォロー。「さらに悪賢さと自信を身に着け、重要な結果を持ち帰ることができると確信しているよ」と語った。

 PKでの2得点には、余裕もチラリ。自らも参加したイタリア代表では、直近で名手ジョルジーニョのPK失敗が目立っている。ボヌッチは「代表ではジョルジーニョがPKを担当している。そして1週間前に彼が蹴ったことも間違ったことではない。もし彼が私に頼んできたら、私は何の問題もなく蹴っていたと思うけど。日々向上することを考えよう」と自信を垣間見せた。

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