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長谷部&鎌田先発出場のフランクフルトは敵地で先制も…ホッフェンハイムの3発に沈む

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先発出場したMF鎌田大地

[12.4 ブンデスリーガ第14節 ホッフェンハイム 3-2 フランクフルト]

 ブンデス1部は4日、第14節を各地で行い、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地でホッフェンハイムと対戦し、2-3で敗れた。2人は先発出場すると、長谷部は3バックの中央でフル出場し、鎌田はシャドーの位置で後半23分までピッチに立った。

 試合は前半15分にスコアが動く。左サイドでコーナーキックを得たデュッセルドルフは、MFイェスパー・リンドストロムがボールをセットし、MFフィリップ・コスティッチに短いマイナスのパス。コスティッチの背後を回ったリンドストロムが再びボールを受け、右足でゴールに向かう鋭いクロスを蹴り込むと、FWラファエル・サントス・ボレが頭で合わせた。シュートはホッフェンハイムGKオリバー・バウマンの正面に行くが、反応しきれずネットに突き刺さった。

 ホームで先制を許したホッフェンハイムだが、前半のうちに追いつく。前半24分、FWモアネス・ダブールがペナルティーエリア内でボールをキープすると、うしろ方向に優しいパス。落としを受けたMFデニス・ガイガーの右足で狙いすましたシュートはゴールに吸い込まれていった。

 さらにホッフェンハイムが攻め立てる。前半30分、右サイドでボールを受けたFWイーラス・ベブが自ら持ち込み強烈なシュート。一度はGKケビン・トラップの好セーブにあうが、こぼれ球に反応したFWジョルジニオ・ラターが冷静にシュートを放った。ボールはブロックに入った長谷部の頭をかすめてゴールイン。ホームチームが逆転に成功した。

 前半はホッフェンハイムの1点リードで終了。同点を目指すフランクフルトだったが、さらに点差を広げられる。後半14分、ホッフェンハイムは右サイドからベブが低めのクロスを送ると、長谷部のクリアが中途半端になったところに、MFディアディ・サマッセクが反応。左足を振り抜いたシュートは、GKトラップの手をかすめてゴールラインを割った。一度はオフサイドの判定になるも、VARによりゴール判定へと覆り、ホームチームが点差を広げる。

 2点を追うフランクフルトは、ここで反撃。後半27分、左サイドでスローインを得ると、コスティッチが投げたボールをMFイェンス・ペッター・ハウゲがリターン。コスティッチが左足で挙げたクロスボールをFWゴンサロ・パシエンシアが胸トラップからボレーシュートで仕留めた。

 その後も攻め続けたフランクフルトだったが、あと一歩及ばず。ホッフェンハイムに2-3で敗れた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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