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クラブ売却で退任の噂浮上も…トゥヘル「チェルシーは私にピッタリ。このクラブを愛している」

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チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督

 チェルシートーマス・トゥヘル監督は、自身の将来やオーナーのロマン・アブラモビッチ氏について語った。

 ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以降、チェルシー周辺は厳しい状況が続いている。イギリス政府は、この侵攻を指揮するウラディミール・プーチン大統領と親しいとされるオーナーのアブラモビッチ氏への制裁を検討。これを受け、同氏は先日にチェルシーを売却する意向であることを明言した。

 2003年に買収し、チェルシーをヨーロッパ有数のビッグクラブの1つに押し上げたアブラモビッチ氏がクラブから離れれば、資金繰りに難渋する可能性もあり、今後の移籍市場での立ち回りも不透明になる。

 さまざまな憶測が広がる中、昨年1月に就任し、チャンピオンズリーグとクラブワールドカップ制覇に導いたトゥヘル監督は、4日の会見で「チェルシーは私にピッタリのクラブだ。ここにいること、そしてクラブのすべてを愛している。これが続くことを願っている」と話し、思いを語った。

「今は不透明なことがあるが、フットボールの監督にとって不透明なことが常にないなんてあり得るのか? 私はこのようなものとともに生きていくことに慣れているし、トレーニングされている。もちろん物事のレベルは異なるが、私はポジティブであり、上手くいくことを願っている」

「チェルシーは強いクラブで、強いクラブのままであり続けると思う。我々のオーナーは売却を決断したが、彼はとても強く、強固で、良くオーガナイズされた最上級のクラブを売却する。彼はチームやクラブ、さらに個々のパフォーマンスを常に気に掛けていたとても情熱的なオーナーだった。非常に稀な存在であり、彼の存在は本当にスペシャルだ」

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