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「205億円のレオンはまだダイヤの原石。イブラは現役を続けるはず」マルディーニが見解

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ミランFWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)が27日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、FWラファエウ・レオンやFWズラタン・イブラヒモビッチなどについて語った。

 マルディーニTDは、2018年夏にディレクターとして古巣のミランに復帰。長年低迷が続いた名門クラブの再建に取り組むと、チームはステファノ・ピオリ指揮下の3年弱で急成長を遂げ、今シーズンはリーグ優勝を飾った。

 その主役の1人が左サイドで躍動したポルトガル代表の22歳FWラファエウ・レオンだった。マルディーニTDは、2019年夏に獲得した時から才能を感じていたことを明かした。

「1年ほどで大きな進化を見せたが彼はまだダイヤモンドの原石だ。リールから2400万ユーロ(約33億円)で獲得した際、すぐさま1億5000万ユーロ(約205億円)の違約金を設定した。なぜなら私も(当時幹部だったズボニミール)ボバンもマッサーラも彼のことを信じていたからだ。カンピオーネ(王者)となる資質を潜在的に持っていた。極めて賢い選手だが、ほんの少しだけサポートしてやる必要があった」

 また、ミランTDは左ひざの手術を受けて7~8カ月の離脱を余儀なくされる40歳のイブラヒモビッチにも言及した。スウェーデン人スーパースターは今シーズン限りで契約切れとなるが、マルディーニ氏はチーム残留に期待を寄せた。

「彼とは月曜日に話をし、2週間後くらいに再会する約束をした。彼との合意に問題はないと思っている。もちろん、これほど出場機会が少なければ彼自身の居心地は良くないかもしれない。今後2週間で何が起きるか見守りたい。すべて彼とミランの利益のために行う予定だ。私が理解した限り、彼は現役を続ける意思があるはずだ」

 さらに、マルディーニ氏は今夏の移籍市場において、フリーでの加入の可能性が囁かれているリバプールのベルギー代表FWディボック・オリギにも言及。「オリギとは話をしている。方向性もかなり定まっている」と交渉が進行していることを認めた。

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