beacon

吉田麻也、シャルケでの挑戦を選んだ理由「給料は前より結構下がるだろうけど…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

シャルケに加入したDF吉田麻也

 日本代表DF吉田麻也は地元紙『WAZ』のインタビューに応じ、シャルケ移籍の理由を語った。

 吉田はこれまで名古屋グランパス、VVV、サウサンプトン、サンプドリアでプレー。そして今月初旬、昨夏マンチェスター・シティからのレンタルで、1部復帰に大きく貢献するも財政面から完全移籍が実現しなかった日本代表DF板倉滉と入れ替わる格好で、シャルケに加入し、欧州4カ国目に挑戦することが決まった。

 そんな吉田だが、自身がフェンロに在籍していた2010~12年、シャルケの本拠地・フェルティンス・アレーナを何度も訪問。インタビューでは2010年から7年間シャルケでプレーした親友の元日本代表DF内田篤人氏のプレーを観るためだったと語っている。

「よく試合を観に来て、彼の家に泊まり、いつも和食を食べにデュッセルドルフに行きましたね。良い時間でした。だからスタジアムの雰囲気は知っています」と振り返る吉田。また、「当時、いつかチャンピオンズリーグやこのような大きなスタジアムでプレーしたいと願っていました。その夢が叶うことになりました」と続けている。

 日本代表の主将はまた、シャルケからのオファーを受けたときについて言及。「すぐ代理人に自分にとって一つのチャレンジになり得ると伝えました。給料はおそらく前より結構下がるだろうけど、そんなのは大事ではなかったです」と語ると、日本への復帰やカタールやトルコ行きの可能性もあったことを認めつつ、「ただ、それらは希望していませんでした。どうしても美しいスタジアムがあって素晴らしいファンがいる、ベストのうちに入るリーグに残りたかったんです。それらすべてをシャルケが与えてくれます」と強調した。

 なお『WAZ』は吉田を「シャルケ守備陣の新しいボス」と形容。8月に34歳の誕生日を迎えるベテランが寄せられる現地での期待は大きいようだ。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2022-23特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP