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「2つのオファーは要求額に近いものではなかった」レスター指揮官がチェルシー関心フォファナの去就に言及

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DFウェズレイ・フォファナ

 レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督は、チェルシーが関心を寄せるウェズレイ・フォファナ獲得に向けた複数のオファーが届いていることを認めた。

 今夏の移籍市場でセンターバックの補強を目指すチェルシー。マタイス・デ・リフトやジューレス・クンデの補強に失敗した同クラブは現在、レスターで注目を集めるフォファナに強い関心を寄せている。

 ビッグクラブからの興味を受け、フォファナ自身もチェルシー行きに前向きとされるものの、レスターは強気な姿勢を見せる。移籍金は8500万ポンド(約138億円)に設定されると考えられており、2019年にマンチェスター・ユナイテッドがハリー・マグワイア獲得のために同じくレスターに支払ったDF史上最高額を更新する必要があると予想される。

 13日のアーセナル戦を前にした会見で、ロジャーズ監督は去就に注目の集まるフォファナについて「2つのオファーが届いていたが、いずれもクラブが検討する額にはまったく近いものではなかった。我々に売却するつもりはない。彼はトップの若手ディフェンダーで、彼の年齢でほとんど見ることのできない選手だ」と話し、同選手の残留を求めた。

「移籍の噂に上手く対処できなければ、それはスカッド全体に影響を与える可能性がある。しかし、チームの全員がレスター・シティのためにベストを尽くすことだけを考えている。彼自身も、我々とオープンにコミュニケーションを取っている。レスターに最低でももう1年いることが彼の成長にとっても大切なことだ。ウェズレイはこのような状況でも取り乱してはいない。彼自身の仕事のことだけを考えている」

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