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同い年の28歳ディバラとローマで再会にベロッティ「パレルモでは2人とも若かったが…」

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パレルモ時代の2人

 ローマに加入した28歳のイタリア代表FWアンドレア・ベロッティが1日、入団会見に出席して移籍の舞台裏やパレルモ時代の同僚FWパウロ・ディバラとの再会などを語った。

 昨シーズン限りで7シーズンを過ごしたトリノを退団し、今夏にフリーでローマへ加入したベロッティ。28歳のイタリア代表FWは、ジョゼ・モウリーニョのチームへの移籍を決断した背景を語った。

「今年は少し不思議な夏だったが、僕は常にローマ移籍を優先していた。偉大な野心と重要なプロジェクトを持ったクラブに出会えたと感じていたからだ。まさに僕が必要としているものだった。自分を守ってくれる契約書を求めていたわけではない。ただ、アスリートとして自分にとって適した場所を求めていて、それがローマだったんだ。熟考する必要さえなかったよ」

「ローマでは、初日から勝利への意欲が感じられた。(タミー)エイブラハムは僕がさらなる成長を遂げるための刺激になるはずだ。ローマならすべての試合で勝てるだろう。限界を設定せず、たどり着けるところまで行きたい。僕のフィジカルの状態は良い。だがチームのメカニズムを洗練させていくには、時間が必要だ」

 2013年から2年間にわたってパレルモでプレーしたベロッティは、かつてシチリアで共にプレーした同い年のディバラとの再会を喜んだ。

「パウロとの再会は素晴らしかった。2人で同時にパレルモを退団し、その後はどちらもトリノの街にいたがライバルチームに所属していた。そしていま、僕らは一緒のチームになった。パレルモでは2人ともまだ若かったが、現在は選手として成熟期を迎えた」

 また元トリノFWは、情熱的なファンが集うスタディオ・オリンピコでのデビュー戦となった8月30日のモンツァ戦(ローマが3-0で勝利)を振り返った。

「魔法のような感覚ですべてが素晴らしかった。ファンの愛情を肌で感じることができたよ。スタジアムの雰囲気やピッチへ入った瞬間など、まるで夢を見ているようだった。ゴールを挙げることができれば完璧だったが、いつもでも覚えておきたい1日になった」

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