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白血病で闘病していたミハイロビッチ氏が死去…教え子の本田圭佑や冨安健洋が追悼

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今年9月までボローニャを率いたシニシャ・ミハイロビッチ

 セリエAは16日、同リーグで選手・監督として活躍したシニシャ・ミハイロビッチ氏(53)が亡くなったことを発表し、哀悼の意を表した。

 ミハイロビッチ氏はボローニャを率いていた2019年夏に白血病を公表。闘病生活を送りながらチームを指揮し続けていたが、今年9月に退任していた。

 セリエAは公式サイト上で「本日53歳でこの世を去ったシニシャ・ミハイロビッチ氏の訃報を受け、深い悲しみに包まれています」と述べ、「彼は素晴らしいサッカー選手であり、偉大なカリスマ性を持つ監督でした。彼の強さと人間性は模範的なもので、イタリアと世界のサッカー界に消えない足跡を残しました」と称えている。

 ミハイロビッチ氏は現役時代にFKの名手として名を馳せ、レッドスター、ローマ、サンプドリア、ラツィオ、インテルなどで活躍。旧ユーゴスラビア代表として1998年フランスW杯に出場し、セルビア・モンテネグロ代表でもプレーした。

 引退後は監督としてボローニャ、カターニア、フィオレンティーナ、セルビア代表、サンプドリア、ミラン、トリノ、スポルティング、ボローニャを指揮。ミラン時代に本田圭佑、ボローニャ時代に現アーセナルの日本代表DF冨安健洋を指導した。

 本田は同日に自身のツイッター(@kskgroup2017)を更新。ミハイロビッチ氏と肩を組むミラン時代の写真を投稿し、「シニシャ、今までありがとうございました。安らかにお眠りください」と綴っている。

 また、冨安もインスタグラム(@tomiyasu.t)のストーリーズで恩師の写真とともに「あなたから多くのことを学びました。ありがとう、監督。安らかにお眠りください」と記した。


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