アーセナルのミケル・アルテタ監督がFWレアンドロ・トロサールに賛辞を贈っている。『スカイスポーツ』が伝えた。

　トロサールが躍動したのが、12日に行われたプレミアリーグ第27節フルハム戦だ。まずは前半21分、正確なCKをゴール前に届けてDFガブリエル・マガリャンイスの先制点をお膳立て。さらに同26分にはFWガブリエル・マルティネリの2点目をアシストし、同アディショナルタイムにはMFマルティン・ウーデゴーアのゴールを演出した。

　前半だけで、アシストの“ハットトリック”を達成し、3-0の快勝、そして5連勝へと導いた。

　試合後にトロサールについて質問が飛ぶと、アルテタ監督は「ボックス内では動きが曖昧になり、多くの選手がパスを急いでしまうのだよ。でも、彼はその正反対だ」と冷静かつ正確なプレーで得点機会を演出した背番号19に賛辞を贈る。

「彼はチームに大きな違いをもたらしてくれる。今日は彼が必要だったし、彼の貢献は見事だった。本当に賢く、我々が何を求めているのか、何が必要なのか、すぐに理解してくれるんだ」

　なお、トロサールは今季、ブライトン在籍時(第9節リバプール戦)にハットトリックを達成しており、データサイト『Opta』によると、同一シーズンにゴールとアシストの“ハットトリック”を達成したのは、12-13シーズンのMFサンティ・カソルラ以来になるという。

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