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ミランが元会長のベルルスコーニ氏を追悼「いつまでも私たちとともに」

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12日に亡くなったシルビオ・ベルルスコーニ氏

 イタリアの首相を3度務めたミランの元オーナー、シルビオ・ベルルスコーニ氏(86)が12日に亡くなった。これを受け、ミランが声明を発表している。

 アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』によると、これまでベルルスコーニ氏は心臓の病気や前立腺がん、白血病など複数の病を患い、最近になって肺感染症を発症。9日から入院していたという。

 ベルルスコーニ氏は1986年に破産寸前のミランを買収し、5度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇、8度のセリエA優勝など、計29のトロフィーを獲得する黄金期を築いた。

 クラブは声明で「ミランは、深い悲しみに包まれながら、忘れがたいシルビオ・ベルルスコーニの死を悲しみ、家族、関係者、そして最も大切な友人たちに手を差し伸べ、お悔やみを申し上げたい」と哀悼の意を表している。

 そして「明日、私たちは新たな野望を抱き、新たな挑戦をし、新たな勝利を目指します。それはミラノという夢に人生を賭けた私たち全員の中にある、善、強さ、そして真実を表すものだ。ありがとう、会長。いつまでも私たちとともに」とメッセージを送った。

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