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バイエルン・トゥヘル監督は新加入の韓国代表DFを歓迎「リュカ・エルナンデスに似ている」

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トーマス・トゥヘル監督

 バイエルントーマス・トゥヘル監督は25日、26日に国立競技場で行われる「Audi Summer Tour 2023」マンチェスター・シティ戦の前日会見に出席した。新加入選手に触れ、ナポリから移籍してきた韓国代表DFキム・ミンジェに「(今夏退団の)リュカ・エルナンデスに似ている。彼が適任になるのではないか」と穴埋め役に推薦した。

 26歳の韓国代表は、昨シーズンに大躍進を遂げた。フェネルバフチェからナポリに加入すると、セリエAで35試合2得点をマーク。守備の要として33年ぶりのセリエA制覇に貢献した。トゥヘル監督は新戦力について「自らアドベンチャーに立ち向かうと決めてバイエルンに来た」と歓迎。「DFとして頼りになる。これからもバイエルンとの旅路で馴染んでほしい」と期待を込めた。なお、指揮官は明日のシティ戦での出場はないと明言している。

 また、トゥヘル監督は退団した選手との別れも惜しんだ。DFジョアン・カンセロは年明けにシティからバイエルンにレンタル移籍。ブンデスリーガ15試合1得点4アシストで11連覇に貢献した。チーム内で存在感を増していたものの、シーズン終了とともにシティに戻った。トゥヘル監督は「カンセロとともにプレーをした半年間はすばらしかった」と称賛。戦力外ということではなく、DFラファエル・ゲレイロら獲得の流れからの退団であったことをほのめかした。

(取材・文 石川祐介)
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