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コスタリカ選手が川でワニに襲われて死亡…所属チームの監督「謙虚で才能のある選手だった」

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コスタリカ選手が川でワニに襲われて死亡

 コスタリカのサッカー選手が川でワニに襲われて死亡する事件が起きた。コスタリカ『ラ・テハ』など複数メディアが報じている。

 犠牲となったのは、同国アマチュアチームのデポルティボ・リオ・カーニャスに所属していた29歳のヘスス・アルベルト・ロペス・オルティス。グアナカステ州のカーニャス川で涼んでいた時にワニに襲われた。

 報道によると、同選手の遺体がワニに引きずられていると通報があり、7月29日の午前6時頃に回収作業を開始。約6時間に及ぶ懸命な捜索の末、レスキュー隊や近隣住民数名によって遺体が収容された。遺体を引き離すため、ワニは警察によって射殺されたという。

 同選手は8歳と2歳の2人の子どもを持つ父親だった。所属クラブの監督は「彼はとても親切な男で、いつも村の手伝いを進んでしてくれたし、とても礼儀正しく、物静かだった。サッカー選手として彼はとても優秀で、村では彼の才能、ピッチでのリーダーシップ、プレースタイルが常に認められていた」と突然の別れを惜しんでいる。

 また、クラブは声明で「深い悲しみをもって、神のご加護のある選手、ヘスス・ロペス・オルティスの死を公表します。チュチョ(愛称)、安らかに眠ってください」と哀悼の意を表した。

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