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スタッド・ランスは一時逆転もドロー決着…伊東純也フル出場、中村敬斗途中出場で日本代表活動へ

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スタッド・ランスは今季初の引き分け

[9.3 リーグアン第4節 メス 2–2 スタッド・ランス]

 リーグアンは3日に第4節を各地で開催した。日本代表のFW伊東純也とFW中村敬斗が所属するスタッド・ランスは敵地でメスと対戦し、2-2で引き分けた。伊東は右ウイングで4試合連続の先発出場。中村は開幕節以来のベンチスタートとなった。

 試合は前半から点の取り合いに。前半7分、メスがカウンターを仕掛けると、FWシェイク・サバリーが強烈なミドルシュートを突き刺して先制に成功する。一方のスタッド・ランスも同17分、FWウマル・ディアキテが相手のプレッシャーを受けながら強烈なシュートをゴール右上隅に決め、すぐに同点とした。

 前節は劣悪なピッチコンディションも影響し、持ち味のドリブルやスピードを活かせなかった伊東。この試合もなかなか見せ場を作れていなかったが、前半36分に決定機を演出。右サイドからのドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、ファーサイドへクロスボールを供給する。これにMFマーシャル・ムネツィが頭で合わせたが、枠を捉えられなかった。

 1-1で後半を迎えると、スタッド・ランスが最初のチャンスで逆転に成功する。後半7分、FWモハメド・ダラミーがディアキテとのコンビネーションでPA内に侵入すると、MFテディ・テウマがダラミーのドリブルするボールをかっさらう形でシュートし、ゴールネットを揺らした。ただ、メスも簡単には屈しない。同18分、MFアブリー・ジャロウのゴールで追いついた。

 追いつかれ、後半のシュートはテウマのゴールのみというスタッド・ランスは後半26分に中村を投入。その中村は後半37分、ロングボールに反応するも上手くヒットできず決定機には繋がらなかった。伊東も同44分にロングボールに反応すると、PA内で転倒する。相手選手との接触はあったが、ファウルには相当しないと判定されてPK獲得とはならなかった。

 試合はそのまま終了。スタッド・ランスの連勝は2で止まり、国際Aマッチウィークによる中断期間へ突入する。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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