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選手を嘲笑する動画に波紋…ナポリFWの代理人がクラブに法的措置を検討か「許されることではない」

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ナポリに所属するFWビクター・オシメン

 ナポリに所属するナイジェリア代表FWビクター・オシメンの代理人が、クラブに対して法的措置を検討しているようだ。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が報じている。

 問題となっているのはクラブ公式ティックトックが26日に投稿した動画だ。24日のセリエA第5節ボローニャ戦(△0-0)でオシメンがPKをアピールして外すまでのシーンを、嘲笑するような早口の音声とともに伝えており、その後削除された。

 オシメンはPKを失敗した同試合で終盤に途中交代。その際に怒りをあらわにし、リュディ・ガルシア監督の判断に抗議したとも伝えられているが、指揮官は否定している。

 同メディアによると、オシメンはSNSアカウントからチームのユニフォームを着た自身の写真をほとんど全て削除。代理人を務めるロベルト・カレンダ氏は当該動画が「選手に非常に深刻なダメージを与えた」とし、クラブに対して「法的措置を取る権利を留保する」と述べている。

「ナポリのティックトック公式アカウントで起こったことは許されることではない。ビクターをあざ笑う動画が最初に公開され、その後、遅ればせながら削除された」

「我々はビクターを守るため、法的措置やその他の有益な措置を取る権利を持っている」

 現在24歳のオシメンは昨季セリエAで26ゴールを挙げて得点王に輝き、ナポリのスクデット獲得に貢献。ボローニャ戦から中2日で行われた27日の第6節ウディネーゼ戦(○4-1)でもスタメン出場し、今季4得点目を記録している。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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