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リバプールがFA杯4回戦突破、サポーターから指揮官へ“YNWA”…退任発表のクロップ監督も涙

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涙を浮かべるユルゲン・クロップ監督

 FAカップは28日に4回戦を行った。リバプールノリッジ(2部)と対戦し、5-2で勝利。ユルゲン・クロップ監督の退任発表後初の試合で勝利を手にした。

 試合前にはサポーターの「You'll Never Walk Alone」を聴きながら、クロップ監督の目にも涙が浮かんでいた。2015-16シーズンから指揮を執っていたクロップ監督は26日に今シーズン限りでの退任を発表していた。

 MF遠藤航がアジア杯のために不在のなか、中盤には19歳のMFジェームズ・マコーネルがトップチームデビューを飾る。すると前半16分、PA手前からマコーネルが左足キックでPA左に浮き球パスを上げると、MFカーティス・ジョーンズが頭で合わせてゴール。早い時間帯に先制ゴールを得た。

 勢いに乗りたいリバプールだが、前半22分にはCKからノリッジに失点を喫する。しかし同28分には冷静に勝ち越しゴール。DFコナー・ブラッドリーがFWディオゴ・ジョタとの連係で右サイドを突破して折り返すと、最後はFWダルウィン・ヌニェスが決め切り、再び2-1とリードを奪った。

 前半を2-1で折り返したリバプールは後半8分、相手のクリアミスを突いてジョタが3点目を沈める。その10分後には負傷から復帰したMFドミニク・ショボスライの右CKからDFフィルヒル・ファン・ダイクが豪快なヘディングシュートで合わせ、4点目を決めた。

 後半24分にロングシュートを浴びたリバプールは、後半アディショナルタイムにダメを押す。右サイドのブラッドリーの折り返しをMFライアン・フラーフェンベルフがファーサイドから頭で押し込んだ。

 プレミアリーグでも首位を走るリバプールは5-2で勝利。2月下旬の5回戦に駒を進めた。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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