beacon

ペップがハーランドに助言「もっとリラックスしてほしい」「役割はゴールだけではない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョゼップ・グアルディオラ監督がFWアーリング・ハーランドに注文

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督がFWアーリング・ハーランドに対し、「もっとリラックスしてほしい」とアドバイスを送った。イギリス『BBC』が報じている。

 ハーランドは昨季に公式戦53試合で52ゴールを挙げる活躍を見せ、シティの3冠達成に大きく貢献した。今季も開幕から得点を量産していた中、昨年12月に負傷離脱。年明けから復帰し、今月10日のプレミアリーグ第24節エバートン戦(○2-0)で新年初ゴールを含む2得点を記録した。だが、グアルディオラ監督はハーランドが早くゴールに絡みたいと焦っていると感じているようだ。

「彼はゴールにこだわっているが、彼の役割はただゴールを決めるだけではない。拍手をしたり、仲間を励ましたり、最初の激しいプレスを受けたりすることも仕事だ。これがアーリングに必要なことだ」

「彼が2か月間離脱していたことを忘れてはならない。ダイナミックさを取り戻すのは簡単なことではない。彼は強い競争心を持ち、ゴールを決めたがっている。それはよく知っているが、もっとリラックスしてほしい」

「もし今日得点できなくても、あるいは彼が10分以内に得点できなくても、それは問題ではない。そのプロセスの中でトライしていってほしい。なぜならチームはいつも、悪い瞬間を乗り越えた時に勝利するのだから」

 指揮官は「アーリングのことを愚痴っているように見えるが、それは一般的なことだ。アーリングは何試合に出場し、何得点した? 彼のリアクションはなんの問題もない」と付け加え、「明日、明後日、来週、彼が得点を決めなくても、大きな問題ではないんだ」と強調した。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)連覇を目指すシティは、13日の決勝トーナメント1回戦第1戦でコペンハーゲンのホームに乗り込む。相手はウィンターブレイクで約2か月プレーしていないが、グアルディオラ監督は「彼らは試合に飢えていて、ハングリーで、エネルギーに満ちていて、足も心もフレッシュだ。試合勘は分からないが、彼らには試合に向けて準備する時間はたくさんあった」と警戒を強め、「私たちも競り合えるよう、良いレベルでプレーしたい」と意気込んだ。

●プレミアリーグ2023-24特集
●チャンピオンズリーグ(CL)23-24特集
▶久保のソシエダはパリSGと対戦!CL・EL決勝トーナメント全試合見るならWOWOWで!
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP