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120分フル稼働の堂安律は2発に関与…フライブルクのEL決勝T進出に貢献「割り切った結果」

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MF堂安律

[2.22 EL決勝トーナメントPO第2戦 フライブルク 3-2(延長) RCランス]

 逆転勝利でヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントに駒を進めた。フライブルクMF堂安律は120分間でフル出場。試合後には「キツイっす。マジで」と苦しさを吐きながらも喜びを口にした。

 前半28分にRCランス(フランス)に先制点を奪われると、前半アディショナルタイムに2失点目。だが、後半から反撃開始。後半22分、堂安のFKのこぼれ球をMFロランド・サライが決め、1点を返す。さらに後半アディショナルタイム2分に再び堂安。クロスからのボレーはブロックに遭ったが、こぼれ球をまたしてもサライが決め切り、2-2と振り出しに戻した。

 第1戦はスコアレスだったため、2試合合計は2-2。決着は延長戦にもつれ込んだ。フライブルクは延長前半9分、FWミヒャエル・グレゴリッチュのゴールで逆転に成功。堂安は120分を戦い抜き、ピッチの上で勝利を見届けた。

 攻守に走り続ける120分間だった。堂安は「基本的に自分の得意なゲーム展開ではなかった。ロングボールも多かったですし。そこは割り切ってやれることはやろうと。セットプレーの感覚もよかった。がんばったかなと思います」と自身に及第点をつける。

 右サイドでマッチアップしたジョアンネル・チャベスには手を焼いた。「ついていくのに必死で、攻撃にパワーを残すことはできなかった」。自らのやることを割り切ったうえで、チャベス封印に尽力した。

 1点目はFKから、2点目も堂安のシュートが得点を生み出した。それでも堂安は「それほど自分のゲームではなかったことは理解している」と語る。「割り切った結果で得点に関与できたというのもある。また切り替えて日曜日がんばりたい」と25日のアウクスブルク戦に目を向けた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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