ウズベキスタンのシャフカット・ミルジヨエフ大統領が30日、当局公式サイトで声明を発表し、AFC U-23アジア杯決勝進出を果たした男子サッカー・U-23ウズベキスタン代表を「心よりお祝い申し上げます」と労った。この結果により、同国代表は初のオリンピック出場権を獲得しており、国を挙げた祝福ムードとなっているようだ。

　U-23ウズベキスタン代表は29日、U23アジア杯準決勝・インドネシア戦で2-0の勝利を収め、五輪の切符を手にした。この勝利にミルジヨエフ大統領は「多民族国家である我が国のあらゆるスポーツファンは、最大の喜びと誇りをもって我が国のサッカー史上初めて達成された輝かしい勝利を歓迎しています。これは我が国の長年にわたる大きな夢でした」などと反応した。

　決勝では日本と対戦。ミルジヨエフ大統領は「この快挙がさらなる力となり、『アジア王者』という名誉ある称号をかけて立派に戦うことを確信しています』と激励している。

　ティムル・カパーゼ監督は準決勝後の会見で「この勝利を大統領、国民、サポーターに捧げる」と感謝を伝えている。プレッシャーを感じながらの五輪出場権獲得に喜びを示しつつ、「国にトロフィーを持ち帰るという2つ目の目標を達成できるようにしなければいけない」と日本と戦う決勝に目を向けている。

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