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ウエスト・ハムのモイーズ監督が今季限りで退任「本当に楽しかった」後任候補はロペテギ氏か

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デイビッド・モイーズ監督が退任へ

 ウエスト・ハムは6日、デイビッド・モイーズ監督(61)が双方合意により、契約満了となる今季終了後に退任すると発表した。

 モイーズ監督は2017年11月から2018年5月までウエスト・ハムを率いた後、2019年12月に再登板。以降の4年半で2度のトップ7入りを果たし、昨季はUEFAヨーロッパカンファレンスリーグを制して43年ぶりのタイトルをもたらした。

 今季はプレミアリーグ第36節終了時点で9位。直近のゲームとなる5日のチェルシー戦では0-5の大敗を喫し、公式戦6試合勝ちなし(2分4敗)となっていた。

 モイーズ監督はクラブ公式サイトを通じて「ウエスト・ハムのみんなと仕事をするのは本当に楽しかったし、この素晴らしいクラブを指揮する機会を与えてくれた取締役会に感謝したい」とコメント。「私の最終的な後継者、監督、選手、スタッフ、ファン、そしてウエスト・ハムの全ての人たちの今後の成功を祈っている」とエールを送った。

 アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』に対して関係者が語ったところによると、クラブはフレン・ロペテギ氏(57)が新指揮官に就任する可能性について話し合いの場を持ったという。

 ウエスト・ハムの取締役会は後任探しが進行中であることを認めた上で、モイーズ監督の長年にわたる貢献に感謝を示した。

 共同会長​​のデイビッド・サリバン氏は「ウエスト・ハムの全員を代表し、デイビッドが監督としてこのフットボールクラブに貢献してくれたことに、心からの感謝とお礼を申し上げたい」と述べ、次のように続けている。

「デイビッドは、我々の歴史の中で偉大な進歩と成功の時期を担ってきた。我々は、彼のハードワーク、献身的な役割に非常に感謝している」

 ウエスト・ハムは11日の第37節ルートン・タウン戦が今季ホーム最終戦となる。サリバン氏は「今、発表することで、デイビッドはウエスト・ハムのサポーターからふさわしい見送りを受けることができるし、土曜日のルートン・タウンとのホーム最終戦で、我々全員が彼に感謝の気持ちを示すことができる」と語った。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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