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プレミアリーグ第28節2日目:マンチェスター勢に明暗、ユナイテッドが首位浮上

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 プレミアリーグは11日、第28節2日目を行った。首位に立っていたマンチェスター・シティが、敵地でスウォンジーに敗れ、2位につけていたマンチェスター・ユナイテッドがWBAに勝利したため、首位が入れ替わることになった。

 8日のEL決勝T1回戦第1戦のビルバオ戦で2ゴールを挙げたFWウェイン・ルーニーが、この試合でも2ゴールと爆発。FWハビエル・エルナンデスの高速クロスにゴール前で合わせて先制する。後半に入ると、WBAのDFヨナス・オルセンが退場し、一方的な試合となる。後半26分、切れ味のあるプレーを見せていたMFアシュリー・ヤングがPKを獲得すると、これをルーニーが確実に決めて、試合を決定づけた。

 一方、敵地でスウォンジー戦に挑んだマンチェスター・シティは、序盤から低調なプレーが続く。前半7分にはPKを与えてしまうが、MFスコット・シンクレアのシュートはGKジョー・ハートがセーブし難を逃れる。しかし、その後もマンチェスター・シティは試合の主導権を握れない。業を煮やしたロベルト・マンチーニ監督は、前半37分にMFギャレス・バリーを下げ、FWセルヒオ・アグエロを投入する。これで流れに乗ったマンチェスター・シティだったが、得点は挙げられなかった。逆に後半38分、FWルーク・ムーアがヘディングシュートを叩き込み、先制する。このゴールが決勝点となった。

 明暗分かれたマンチェスター勢。この結果、マンチェスター・ユナイテッドは勝ち点67となり、同66のマンチェスター・シティを抜いて首位に躍り出た。

 また、3位につけているトットナムは、敵地でエバートンと対戦。約2か月黒星のない好調エバートンは、2連敗中のトットナムを寄せ付けなかった。冬の移籍市場で加入したFWニキチャ・イェラビッチのプレミアリーグ初ゴールで、1-0とエバートンが勝利している。

 13日にニューカッスルとの一戦を控えている4位アーセナルにとっては、同じロンドン北部を本拠地とするライバルチームとの勝ち点差を詰めるチャンスが到来した。
 
エバートン 1-0 トットナム
[エ]ニキチャ・イェラビッチ(22分)

マンチェスター・ユナイテッド 2-0 WBA
[マ]ウェイン・ルーニー2(35分、71分)

スウォンジー 1-0 マンチェスター・シティ
[ス]ルーク・ムーア(83分)

ノリッジ 1-1 ウィガン
[ノ]ウェズリー・フラハン(10分)
[ウ]ビクター・モーゼス(68分)


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