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[国内杯]大津、宇佐美はともに欠場、バイエルンがPK戦の末にボルシアMG下しドルトムントとの決勝へ

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 ドイツ国内杯の準決勝が21日に行われた。MF宇佐美貴史が所属するリーグ2位のバイエルンは敵地でU-23日本代表FW大津祐樹が所属する同3位のボルシアMGと対戦。試合は0-0のまま15分ハーフの延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。GKノイアーの活躍で、バイエルンがPK4-2で勝利。決勝進出を果たした。宇佐美は公式戦2戦ぶりのメンバー外、大津は公式戦3戦連続でメンバーを外れた。決勝戦は5月12日に行われ、バイエルンは日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと戦う。

 ここ最近の公式戦で3戦20得点を挙げ、3連勝中と絶好調のバイエルンだったが、この日はなかなかゴールが決まらない。試合は0-0のまま、進んだ。ともにリーグ戦から中3日という影響からか疲労も見え、決定力を欠く。後半37分にはカウンターからボルシアMGが決定機を迎える。絶妙なスルーパスにMFロイスが抜け出すが、GKノイアーとの1対1は好セーブに阻まれた。試合は15分ハーフの延長戦に突入する。

 延長戦に入っても、互いにゴール前でのミスが続く。延長前半10分、バイエルンはFWゴメスに代えて、FWオリッチを投入した。延長後半3分には、PA左からMFロッベンがシュートを放つ。枠を捉えるもGKに弾かれた。終了間際の同15分にはバイエルンが左サイドから仕掛け、PA右でフリーのFWペテルセンがシュートを打とうとするが、足を滑らせ転倒。空振りに終わり、得点にはつなげない。0-0のまま、試合はPK戦にもつれ込んだ。

 先攻のバイエルンは3人目まで全員が決める。しかし後攻のボルシアMGは、3人目のキッカーDFダンテのシュートがクロスバー上方へ大きく外れた。バイエルン4人目のキッカー、MFクロースが冷静に決めると、ボルシアMGの4人目、MFノルトベイトのシュートはノイアーが右足でストップ。ドイツ代表守護神の活躍でバイエルンがPK4-2で決勝進出を果たした。

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