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プレミアリーグ34節3日目:アーセナルがウィガンに敗れる

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 プレミアリーグは16日、第34節3日目を行い、ホームにウィガンを迎えた3位アーセナルが1-2で敗れる波乱が起きている。

 前節、ホームで首位のマンチェスター・ユナイテッドを下したウィガンは、前半6分にピンチを迎える。左サイドからDFバカリ・サニャにクロスを入れられると、ゴール前でMFヨッシ・ベナユンに合わされたが、GKアリ・アル・ハブシが正面で抑えて難を逃れた。

 このプレーで目が覚めたか、直後の同7分にウィガンは相手CKからの鮮やかなカウンターから先制点を挙げる。左サイドからMFヨルディ・ゴメスがゴール前に絶妙なパスを入れると、FWフランコ・ディサントが反応。GKボイチェフ・シュチェスニも飛び出したが、浮いたボールに反応したディサントが右足で先制点を決めた。さらに、先制点からわずか1分後にも、ウィガンは左サイドからアーセナルの守備を崩す。折り返しから、ゴール前で混戦ができると、最後はMFビクター・モーゼスがこぼれ球を押し込み、一気にリードを広げた。

 アーセナルも反撃に出る。前半16分にはMFトマシュ・ロシツキーのクロスを再びゴール前でベナユンが合わせたが、GKに防がれる。それでも同21分には、中盤でウィガンDFを振り切ったロシツキーがゴール前にクロスを入れると、DFトマス・ベルメーレンがヘディングで合わせて、1点を返す。

 同点ゴールを目指すアーセナルは人数をかけた攻撃でボールを支配するものの、ウィガンの集中した守備の前に決定機をつくりだせない。逆にウィガンが速攻からチャンスをつくる展開になる。後半14分にはモーゼスが抜け出して、シュチェスニと1対1になるが、絶好のチャンスを逃してしまう。

 その後はアーセナルも攻め手を欠き、1-2で敗れて連勝は2でストップ。勝ち点を上積みできなかったばかりか、マンチェスター・シティ戦で決勝点を挙げたMFミケル・アルテタまで負傷してしまうという、踏んだり蹴ったりの結果に。逆に首位、3位に立て続けに勝利した16位のウィガンは、勝ち点を34まで伸ばし降格圏内にいるボルトンとの勝ち点差を5に広げている。

ウィガン 2-1 アーセナル
[ウ]フランコ・ディ・サント(7分)、ビクター・モーゼス(8分)
[ア]トマス・ベルメーレン(21分)

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