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[CL]チェルシー、ドログバ欠場も

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24日にスペイン・バルセロナで行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝(欧州CL)第2戦のバルセロナ対チェルシーの大一番に、チェルシーFWディディエ・ドログバが欠場する可能性が浮上した。SUN紙が報じている。

 第1戦をホームで1-0と先勝したチェルシー。その決勝点を挙げた勝利の立役者であるコートジボワール人ストライカーは、21日に行われたリーグ戦のアーセナル戦(0-0)を欠場していた。欧州CLに向けて温存したと報じられていたが、左ヒザの腫れは22日時点で引いておらず、チームはスペイン遠征メンバーに加えるかの判断を、ギリギリまで待つことにしたとSUN紙は報じている。

 34歳のドログバは第1レグでも攻撃の基準点として、チェルシーの攻撃陣に不可欠な存在であることを示しており、第2レグでのスタメン出場は濃厚だった。そのため、ロベルト・ディ・マッテオ監督は、代役としてFWフェルナンド・トーレスを起用する可能性が高まっている。

 最近の35試合で、わずか2得点とかつての決定力を失いつつあるトーレス。だが、スペイン代表のチームメイトでもあるMFフアン・マタは、クラシコに1-2で敗れたばかりのバルセロナを相手に、彼が活躍するのではないかという見識を述べている。

「カウンターアタックのとき、彼はとても危険な存在になる。最終ラインで彼と肩を並べることになる相手のDFは、彼のスピードを常に警戒しないといけない。チェルシーがカウンターからカンプ・ノウで得点できる可能性は十分あると思うよ」とマタは言う。

 バレンシア時代にカンプ・ノウで戦った彼は、同地のピッチにもその理由があると話す。「カンプ・ノウは広いんだ。バルセロナは広いピッチを目いっぱいつかって、僕たちの守備を広げようとしてくるだろうね。でも、逆に言えば、相手もスペースを空けているということだ。そこを狙った時の僕たちのカウンターは、脅威になるはずだよ」と、自信を見せた。

 果たして、5月19日にドイツ・ミュンヘンで行われる決勝に進出するのは、どちらになるだろうか。


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