13日のリーガ・エスパニョーラ最終節でマジョルカと対戦するレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は試合前日の12日に記者会見を行った。カランカ助監督、ルイ・ファリアフィジカルコーチ、シルビーニョGKコーチ、ホセ・モライスアシスタントコーチも同席した記者会見で指揮官は「全員で仕事をしたし、自分たちは一緒にいる。ここにいないスタッフも同じスタッフであり、チームのために力を出し、目標を達成した選手たちの力になった」と説明した。

「全員で勝利し、全員で敗戦を分かち合った。シーズン最後に全員で笑うか、それとも泣くかという話をしたし、結果として自分たちは笑うことができた。自分たちが望んだように結果は出てくれた」。バルセロナから奪い返した4シーズンぶりの覇権。マジョルカに勝てば、勝ち点は100の大台に乗り、09-10シーズンにバルセロナが記録した勝ち点99のシーズン最多記録を塗り替えることにもなる。

「素晴らしいシーズンを自分たちは過ごしたし、残した記録は更新するのが不可能に近いものだ。来季、自分たちはリーガタイトルを新たに目指すが、同じような数字を残すことは難しいことを理解している」。そう語ったうえで「シーズンを評価するとしたら10点満点中9点。だが、何人かの素晴らしい働きをした選手には10点をあげたい。今季のパフォーマンスを上回ることは難しいと思う」と今季を振り返った。