16日にポルトガル代表とのW杯初戦を控えるドイツ代表だが、キャプテンのDFフィリップ・ラームがSBではなくボランチでの出場が濃厚だとブンデスリーガ公式ウェブサイトが伝えている。

　ブラジルで初めて行われた会見に臨んだヨアヒム・レーブ監督はチーム状況を「非常に落ち着いているし、集中している。素晴らしい気分だし、準備は順調だ」と話すと、ポルトガル戦でのラームのボランチ起用をほのめかせた。「彼はアルメニアとの強化試合でもボランチで出場した。月曜の試合(ポルトガル戦)の解決策の一つになると確信している」。

　残念ながらMFマルコ・ロイスは負傷離脱となったものの、ドイツの中盤にはタレントがそろっている。「選手たちは激しく火花を散らす状態で先発の座を争っている」と指揮官は話したが、ボランチの一角はキャプテンに任せる可能性が高そうだ。

　またポルトガルについて「最近挙げた12点の内、10点がカウンターから決めており、それがすべてを表している」と話し、カウンターへの警戒を示した。

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