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未勝利敗退のホンジュラス監督が退任へ「新しい監督が良いチームをつくるだろう」

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[6.25 ブラジルW杯E組 ホンジュラス 0-3 スイス マナウス]

 ホンジュラス代表ルイス・フェルナンド・スアレス監督が0-3で敗れたスイス代表戦後、退任することを明言した。fifa.comによると、記者会見に出席したスアレス監督は「退任することを5分前に決断したよ。今は変化の時だ。新しい監督が良いチームをつくるだろう。私たちには若くて良い選手がいるし、正しい方向へ向かっている。ポジティブな部分に目を向けていきたい。そして私はいつでもホンジュラスを応援している」

 コロンビア出身で、06年W杯でエクアドルを16強へ導いたスアレス監督は11年3月にホンジュラス代表監督に就任。組織的な守備とサイド攻撃を軸としたチームをつくってきた。今大会ではホンジュラスにとって悲願となっているW杯初勝利、そして決勝トーナメント進出を目指したが、フランスとの初戦を0-3で落とすと、エクアドルにもFWカルロ・コストリーのゴールで先制しながら逆転負け。スイスとの最終戦も0-3で落とし、グループ最下位に終わった。

「残念なことに、望んでいた結果は得られなかった。スイスに早い時間帯から得点を取られてしまったことで有利に試合を運ばれてしまい、毎回カウンターアタックに怯えることになった。私たちの後半の出来は良かったし、いくつかチャンスをつくることはできたが、得点には結びつかなかった。決勝トーナメントに進出できなかったので、国全体ががっかりしているし、私も悲しい」とスアレス監督。後継監督と若い選手たちが新たな歴史を築いてくれることを期待した。
 

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