beacon

女子W杯開幕戦が行われるオークランドで銃乱射事件…試合は予定通り開催へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

女子W杯開幕直前に銃乱射事件

 国際サッカー連盟(FIFA)は20日、ニュージーランドのオークランドで起きた銃乱射事件を受け、公式サイトで声明を発表した。同日にオークランドで迎えるFIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023(女子W杯)の開幕戦については、予定通り実施すると表明している。

 イギリス『BBC』によると、現地時間20日の7時過ぎにオークランド中心部の建設現場で男が散弾銃を発砲。2人が死亡し、警察官を含む6人が負傷したとみられる。また、銃撃犯は死亡した。

 ニュージーランドのクリス・ヒプキンス首相は、この攻撃はテロ行為とはみなされていないと述べ、大会は予定通り開催されるだろうと語っている。FIFAも同日に声明を出し、開幕戦は予定通り行われると発表した。

「FIFAは、今朝ニュージーランドのオークランドで起きた事件により、命を落とした犠牲者の家族や友人に深い哀悼の意を表します。そして、私たちの思いと祈りは、この悲劇的な事件で負傷した人々と共にあります」

「事件直後、ジャンニ・インファンティーノ会長とファトマ・サモウラFIFA事務総長はニュージーランド当局と連絡を取りました。また、FIFAはこの事件の影響を受けた参加チームとも常に連絡を取っています」

「FIFAは、これはサッカーの運営とは関係のない個別の事件であり、今夜イーデン・パークで行われる開幕戦は予定通り開催されると報告を受けています。オークランド中心部で開催されるFIFAファンフェスティバルの開場時間については、追ってお知らせします」

「なお、この事件の近くにいた参加チームは、発生した可能性のある影響に関してサポートを受けています」

 20日の開幕戦ではホスト国のニュージーランドとノルウェーが対戦。日本はニュージーランド南島の都市クライストチャーチで準備を進めており、22日のグループリーグ第1戦でザンビア、26日の第2戦でコスタリカ、31日の第3戦でスペインと戦う予定となっている。

●女子ワールドカップ2023特集

TOP