beacon

[SBSカップ]U-19代表から加賀美2発、静岡ユースが地元観衆沸かせる

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.17 SBSカップ国際ユースサッカー U-19日本代表7-2静岡ユース 草薙陸]

 5,160人の観衆を沸かせる奮闘だった。静岡県内の高校、Jクラブユースチームから選抜されたメンバーで構成された静岡ユースは、試合開始わずか1分でFW加賀美翔(清水ユース)が自ら獲得したPKを右足で決めると、7分にも相手のダブルボランチが攻め上がった隙をついてカウンター攻撃。中央をドリブルで駆け上がったMF渡辺隼(静岡学園高)が右サイドへ展開すると、FWが宮村緯(磐田U-18)の折り返しを加賀美が右足で鮮やかにゴールへと沈めた。

 1歳年上のU-19代表の攻撃力の前に計7失点を喫したが、中盤での厳しいプレッシャーで対抗。また渡辺を軸に少ないタッチ数のパスでU-19代表のプレッシャーをかわしてから決定機をつくるなど、最後までサッカー王国・静岡の意地を見せた。川口敬則監督(磐田北高教)も「何もできなかった訳ではなくて、2点を先制することができた」と選手たちを評価。3月のヤングサッカーフェスティバルで日本高校選抜を4-3で撃破しているチームは、U-19ポルトガル代表との最終戦(19日)で1勝を目指す。

[写真]静岡ユースは加賀美(左)の連続ゴールなどU-19代表に善戦

(取材・文 吉田太郎)

TOP