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大宮はまたもホームで勝てずに山形とドロー

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[8.20 J1第22節 大宮1-1山形 NACK]

 大宮アルディージャはまたもホームで勝つことはできず、山形と1-1で引き分けた。これで4戦勝ちなし(2分2敗)と苦しい状況が続いている。残留圏ぎりぎりの15位の大宮にとって、17位・山形相手に勝ち点3が欲しかったが痛み分けとなった。

 大宮は前節からシステムを4-2-3-1へ変更。U-22代表のMF東慶悟をトップ下で起用し、最終ラインではDF渡部大輔が6戦ぶり、DF深谷友基が5戦ぶりの先発スタートとなった。

 互いに慎重な立ち上がりとなったがFW李天秀が積極的にシュートを狙う。前半23分には右サイドから切れ込み、右足シュートを放ったがクロスバーを叩いた。同35分にはFWラファエルが左サイドからシュートを狙うが枠を外れた。前半を0-0で折り返した。

 後半3分には李の右クロスにファーサイドのFWホドリゴ・ピンパォンが合わせたがGKに止められた。同7分にはラファエルがピンパォンとのワンツーでPA内左からシュート。しかし、DFにクリアされた。この日は不運も続く。同11分には李がミドルシュートを放つが、またもやクロスバーを叩く。1点が奪えない。

 しかし後半27分にピンパォンに代えて、FW石原直樹を投入。この采配が功を奏した。出場からわずか1分後、李の左クロスを受けた石原がワントラップで足元へ落ち着けるとドリブルで中央へ前進。思い切り良く左足から放たれたボールはゴール右隅へ突き刺さった。この1点を守りきりたいところだったが、同32分にまさかの失点。右サイドから押し込まれ、クロスを許すと最後はMF太田徹郎にシュートを許した。結局そのまま試合は終了し、1-1のドローに終わった。

 試合後、クラブによるとゴールを決めた石原は「これまでは、練習でも左足をあまり使わないようにしたが、得点の場面では自然に左足が出て、いい感じで入ってくれた。そのまま勝ち逃げをしたかったが、ああいう形になってしまって残念」と引き分けという結果を悔やんだ。

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