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U-22代表・東不在の大宮、退場者も出して4失点敗戦

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[11.26 J1第33節 広島4-2大宮 広島ビ]

 14位大宮アルディージャは広島に2-4で敗れた。前節の鹿島戦(1-1)に続いて2戦勝ちなしとなってしまった。前半終了間際にDF片岡洋介が2枚目の警告を受けて退場。10人での戦いとなり、数的不利の中で奮闘をみせたが追い上げるには至らなかった。

 FWラファエルやFWホドリゴ・ピンパォンがケガのために欠場。さらにはU-22日本代表でMF東慶悟と同韓国代表でDF金英權が不在となった一戦。FW李天秀がワントップを務め、2列目は右からMF渡邉大剛、MF藤本主税、MF橋本早十が入った。

 前半41分に直接FKを沈められて失点。さらに終了間際の44分には、PA内右からドリブルで切れ込んできたFW佐藤寿人を片岡が倒してしまう。このプレーが片岡にとって、2枚目の警告となり退場。PKを決められ、大宮は10人で2点を追う展開となってしまった。

 なんとか後半11分には1点を返す。藤本のパスにPA内へ走り込んだMF金澤慎が反応。右足シュートを決めて、1-2に詰め寄った。しかし8分後にはFW李忠成に決められ、同26分にはMF青山敏弘に決められて1-4。一気に3点差に突き放されてしまった。それでも終了間際の43分には、カウンターに李が右サイドへ抜け出す。ドリブルで持ち込み、ゴール左へシュートを流し込んだ。意地のゴールをみせるも追い上げるには至らず。2-4で試合は終了した。

 試合後、鈴木淳監督は「10人になってからは勇気を持って戦えたが、11対11でもミスを恐れずにやって欲しかった」とコメント。今季最終節へ向けては「残り試合を今年の締めとして、いい形で締めくくりたい。できている部分を高めていければ」と話していた。

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