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徳島に勝利した2位・京都、湘南との勝ち点差を4に広げる

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 J2は25日に、台風17号の接近により延期されていた第36節の徳島ヴォルティス京都サンガF.C.の一戦を行なった。J1に自動昇格できる2位に位置している京都は、序盤から徳島を圧倒する。前半11分にMFチョン・ウヨンが先制点を挙げると、MF中村充孝が2得点。さらにDFバヤリッツァのJリーグ初ゴールも飛び出し、4-2で勝利を収めている。

 前半11分、京都はショートコーナーのリターンを受けたチョン・ウヨンが、左サイドからゴール前に入れたボールが直接ゴールネットを揺らして先制する。その後も持ち前のパスワークを見せて、試合の主導権を握った。同29分にはPKを獲得すると、中村が決めて2-0と点差を広げる。後半も主導権を握る京都は、中村が中央をドリブルでこじ開けて、この日2点目のゴールを決めた。

 後半23分には徳島FWドウグラスに1点を返されるが、その5分後にはバヤリッツァがJ初ゴールを決めて、再び点差を3に広げる。終盤には徳島の猛攻に遭い、後半39分にはDF橋内優也に1点を返されたが、体を張った守備を見せて4-2で勝利した。

 勝ち点3を積み上げた京都は、3位・湘南ベルマーレとの勝ち点差を4に、4位・大分、5位・横浜FCとの勝ち点差を6に広げた。この結果、次節、京都が勝利し、湘南が敗れて、大分と横浜FCが引き分け以下に終わった場合、京都の自動昇格が決まることになった。

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