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千葉vs柏 試合後の選手コメント

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[3.29 ナビスコ杯第2節 千葉1-1柏 フクアリ]

 ナビスコ杯グループリーグは各地で第2節を行い、フクダ電子アリーナではB組のジェフユナイテッド千葉柏レイソルが対戦。ちばぎん杯、Jリーグに続き、今季3度目の千葉ダービーは、前半8分にFW新居辰基のゴールで千葉が先制したが、柏も後半31分にFW大津祐樹のゴールで追いつき、リーグ戦に続いて1-1で引き分けた。
以下、試合後の選手コメント

<千葉>
●FW新居辰基
―2試合連続の先発だったが?
「FWなんで、ゴールを目指して頑張ろうと思った」
―ゴールの場面は?
「いいボールが来たんで、決めるだけだった」
―谷澤との2トップは?
「もうちょっとキープしたかったけど、そのへんができなかった。良かったのは点を取れたことぐらい。シュートは少なかったし、もっと危険なところに入っていきたい」
―4試合連続の1-1だが?
「同じような試合を繰り返している。2点目を取らないと。簡単には取れないけど、少ないチャンスで決められれば。後ろだけの責任じゃない」
―シュートの場面は落ち着いていた?
「自分ではオフサイドだと思った。打っちゃおうかなと。それからオフサイドになってもいいし、警告になってもいいやと思って」
―やはりFWで出る方がいい?
「FWで出ているうちに、先発で出ているうちに結果を出して、ポジションを守れるように頑張りたい」

●MF谷澤達也
「チームとしてのバランスは良くなってきた。(新居とは)お互いに考えていることが近いし、やりやすい。お互いに同じ動きをしないように、動き出しを気を付けた。もう少しくさびを受けて、3人目の飛び出しを使いたい」

●MF下村東美
―ダイヤモンドの左MFだったが?
「初体験で、次もこういう起用があれば、もう少し上手くできると思う。ビックリしたけど、やるしかないので」
―指示は?
「守備は相手のサイドバックにプレスをかけるように言われていた。ただ、相手が深いところで回していて、距離が遠かった。ハーフタイムに“もっと行け”と言われて、後半は高い位置から行ったつもり。自分が行って、次でボールを取れる場面もあった」
―先制して追いつかれる試合が続いているが?
「ハーフタイムでも“次の1点が大事”だと話していた。失点シーンが物語っているけど、ラインが下がってしまっていた。ポカッと空いたのはあのひとつだけだったし、もったいない」

<柏>
●FW大津祐樹
―2戦連続ゴールだが?
「チームが引き分けたんで。隠しきれない喜びという感じです(笑)。とりあえずシュートが足りなかったし、シュートを打ちたい気持ちがあった。イシくん(石川)からも欲しいところにパスを出してもらって、シュートを打つことも最初から決めていた。最初から考えていたとおりのいいゴールだったと思う。1点目がぶさいくだったんで、流れの中から決めることができてよかった」
―次の目標は?
「リーグ戦でまだゴールがないので。それを決めたい」
―自分のアピールポイントは?
「ドリブルだったり、相手の駆け引きとかシュートだったり。どこにパスを出すか、シュートを打つか、人を使うのか自分で仕掛けるのかを考えている。チームの起点になれる選手になりたい」
―ゴールの感触は?
「結構パスをつないでのゴールだったし、気持ち良かった」
―25日のF東京戦で決めたのが大きかった?
「自信にはなりました。決めたことで次も決めてやろうという気持ちが出てきたし、自信が付いたのが一番大きかった」
―左の方がやりやすい?
「プレーの感覚というか、ドリブルの持ち方だったり、ドリブルの選択肢だったり、左の方がやりやすいかなというのはある。でも右でも(ドリブルで)抜けるようにならないと」

●FW李忠成
―ベンチからのスタートだったが?
「競争なんで。ポポ、フランサ、キタジさん(北嶋)と4人で2枠を争っている。ポジションが確約されているわけじゃないし、それに勝って先発に定着したい。得点を取ってアピールしたい気持ちが強い。次、途中からでも先発でも、得点を取れば出場時間も長くなる。負けないように頑張りたい」

●DF古賀正紘
「相手の2トップには少なからずやりにくさがあった。連動して動かれて、分かっていても(対応が)難しかった。起点をつくらせたくなかったけど、いい守備ができなかった」
―千葉とは3回目の対戦だったが?
「メンバーも違ったし、システムも違った。下村選手がどこのポジションをやっているのか、分かりにくさもあった。でも自分たちのサッカーをすることが大事だし、得点の前後は自分たちの流れだった。太田、キタジ(北嶋)が入ってチームを活性化してくれた」

(取材・文 西山紘平)

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