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両GKが好セーブ連発で山形対川崎Fはスコアレスドロー

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[7.28 J1第15節 山形0-0川崎F NDスタ]

 モンテディオ山形川崎フロンターレの一戦は両チームのGKが好セーブを連発し、0-0のスコアレスドローに終わった。

 MF秋葉勝が出場停止の山形はFW田代有三が負傷欠場し、FW長谷川悠が3月13日の清水戦以来、13試合ぶりに先発。前半42分にはMF増田誓志のワンタッチパスを受け、PA内に持ち込む。左足のシュートはDF菊地光将のブロックに阻まれたが、前線で存在感を発揮した。

 後半立ち上がりは川崎Fのペース。後半5分にはDF小宮山尊信、同6分には菊地が立て続けに決定機を迎えるが、GK清水健太が鋭い反応で弾き出す。山形の小林伸二監督が「前節に続いて後半の入りが悪かったが、そこは運もあったし、シミケン(清水)のファインセーブがあった」と振り返った通り、守護神のビッグセーブ連発でゴールを許さなかった。

 川崎Fは後半17分、前節の京都戦(1-0)も途中出場で決勝点を決めたFWジュニーニョを投入するが、山形の堅守を崩せない。山形も後半37分、MF北村知隆が決定的なシュートを放つが、GK相澤貴志がかろうじて手に当てたボールはクロスバーに弾かれ、互いにあと一歩のところでゴールを割れなかった。

 川崎Fによると、MF中村憲剛は「アウェーで勝ち点1は悪くないけど、今日の試合内容を考えると勝ち点3を取らなきゃいけないし、勝ち点1ではいけない」と悔しさを隠さなかった。

(文 西山紘平)

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