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主力2人欠場の山形、システム変更も実らず今季2度目の連敗

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[9.12 J2第22節 山形0-1名古屋 NDスタ]

 モンテディオ山形は零封負けで今季2度目の2連敗を喫した。前節の広島戦(1-2)で負傷したDF宮本卓也、MF秋葉勝が戦線を離脱。今季初先発のDF小林亮、13試合ぶり先発のMF下村東美が代役を務め、これまでの4-3-3から4-2-3-1にシステムも変更した。

 しかし、前半27分に先制点を許すと、トップ下に入ったMF増田誓志がなかなかいい形でボールに絡めず、攻撃が空転。GK清水健太の再三の好セーブでなんとか反撃のチャンスを待ち、後半19分には小林の右クロスにMF北村知隆が飛び込んだが、ヘディングはわずかにゴール左にそれた。

 試合終了間際の後半42分にはDF石川竜也のフィードをFW田代有三が落とし、DF園田拓也が倒れ込みながらボレーシュート。決定的な場面だったが、ゴール上に外れ、同点に追い付くことはできなかった。

 クラブによると、小林伸二監督は「後半少し足が止まったときに、やっぱりどうしてもイージーミスが出てしまうところは(名古屋と)差があるなという気がした」とコメント。決して選手層が厚いわけではないだけに、主力を故障で欠く苦しいチーム事情の中、首位を走る名古屋との底力の差を見せつけられた。

(文 西山紘平)

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