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大分、今季最多の3発勝利

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[7・23 J2第22節 大分3-1湘南 大銀ド]

 16位・大分トリニータがMF西弘則の2ゴールなど、3-1で10位の湘南ベルマーレを下した。
 
 前節2ゴールでチームに勝ち点1をもたらしたFW前田俊介が累積警告で出場停止。だが、この日は新たなヒーローが2ゴールでチームに勝ち点3をプレゼントした。FW森島康仁のヘディングシュートなどで前半から勝ち点3を狙って攻勢に出た大分に対し、湘南はFW佐々木竜太の右足ミドルやMF坂本紘司がクロスバー直撃のシュートを放つなど対抗する。

 その中で試合を動かしたのは今季熊本から移籍してきたFW西だった。後半21分、左クロスのこぼれ球を中央で拾うとPAを縦に仕掛けて右足で先制ゴール。大分は35分にもMF宮沢正史のCKからDF姜成浩のJ初ゴールで加点すると、2-1の43分には西が右足でダメ押しゴールを決める。今季チーム初となる1試合3ゴールのうち、2点をたたき出した西は試合後のインタビューで「チームメートのおかげで取れたゴール。これから連勝できるように頑張る」と宣言した。

 一方、交代出場のDF臼井幸平のゴールで一時1点差としながら競り負けた湘南は再び黒星が先行。湘南公式サイトによると、反町康治監督は「穴があったら入りたいような試合でした。今までの中で最もよくなかったゲームだったことは間違いないですね。見て頂ければ分かるように、非常にしっかりしたプレーをしている大分と、足先だけでいい加減なプレーをしている我々との差が今日の点差に表れている」と厳しく指摘していた。

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