[6.20 J1第14節 清水4-1山形 アウスタ]

　20日、J1が約1ヵ月ぶりに再開。17865人が集ったアウトソーシングスタジアム日本平では、リーグ8位の清水エスパルスと12位のモンテディオ山形が対戦。清水は日本代表から戻ったFW岡崎慎司をはじめ、決めるべく選手がゴールを決め、4-1で快勝した。

　清水は前半5分にFW原一樹が先制点を奪うと、その4分後には相手のオウンゴールで早くも2点をリード。後半1分にMF廣瀬智靖のゴールで1点返されたが、山形の反撃ムードを後半6分の岡崎の一発が消し去った。岡崎は縦パスに素早く反応。走り込んで胸トラップ後にフィニッシュすると、ボールはゴール左隅のネットを揺らした。岡崎の凱旋ゴールで3-1とすると、更にヨンセンが4点目を奪取。終わってみれば4-1の大勝で、清水がリーグ再開マッチを幸先の良い結果で終えた。

　清水は6月7日のナビスコ杯・ヴィッセル神戸戦以来の勝利で勝点3を積み上げた。一方、山形は5月20日のナビスコ杯・清水戦から未勝利記録を更新する格好となった。

(文 山口雄人)