[7.8 J2第23節 岡山0-1横浜FC カンスタ]

　J2記録をアウェー連勝記録を更新だ。横浜FCは敵地でファジアーノ岡山と対戦。横浜FCは後半17分に途中出場のMF野崎陽介の値千金のゴールを守り抜き、1-0で勝利した。この結果、4月27日の岐阜戦(2-0)から続くアウェーでの連勝記録は8に伸び、J2リーグの新記録となった。45歳4か月12日のFW三浦知良は10試合ぶりの先発出場を果たしたが、この日は最年長得点記録を伸ばすことは出来ず、後半14分にピッチを後にしている。

「イメージ通りのゴールでした」。試合が動いたのは後半17分。直前にカズと交代で出場した野崎はMF中里崇宏からの浮き球パスにプルアウェイからDFの裏を取ると、GKと1対1の状況を作り出す。これを冷静に制してゴールに流し込み、待望の先制点をゲットした。

「チームに一体感が出ている」と試合後のインタビューで満足げに振り返った野崎。「ホームでもたくさん勝てるように頑張りたい」。試合後見せた笑顔がチームの好調さを物語っていた。

　対する岡山はこれで4戦勝ちなし(2分2敗)となった。後半終了間際には波状攻撃を見せるなど、今季最多の1万2618人が集まったホームのサポーターに勝利を届けようと奮闘したが、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。なお後半35分から出場した流通経大出身のルーキーのFW上條宏晃が、プロデビューを果たしている。