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10人の大宮、李天秀も不発で16位後退

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[8.28 J1第21節 C大阪 2-0 大宮 金鳥スタ]

 今季J1開幕戦とナビスコ杯でセレッソ大阪に2勝していた大宮アルディージャだったが、今回は0-2で敗れ、リーグ戦2連敗。13位からJ2降格圏内の16位へ後退した。
 
 前節ホームで仙台に0-3で敗れた大宮は4試合ぶりに先発したFWラファエル、FW李天秀の2トップが果敢にミドルシュートを放ち、アウェーで勝ち点3を奪いに行く。17分にはSB鈴木規郎の絶妙なアーリークロスに李天秀が決定的な形で飛び込むなどチャンスをつくった。
 李天秀の初ゴールへの期待も高まる中で試合を進めた大宮だったが、23分にカウンターから先制点を奪われると、後半開始直後には味方のファウルで試合が止まった直後に前線へ大きく蹴り出してしまったMF藤本主税が、岡部拓人主審から2枚目の警告を受けて退場。数的不利を強いられると、33分にはMF李浩が不用意なバックヘッドをアドリアーノにさらわれ、致命的な2点目を失ってしまった。

 大宮の鈴木淳監督は試合後のインタビューで「後半1人少なくなってなりふり構わず攻めたけど、最後ミスで失点してしまった」と粘り強く戦っていた試合をミスで落としたことを残念がっていた。

(文 吉田太郎)

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