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大宮が元仙台の村上ら選手からサポーターへのメッセージを発表

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 東北地方太平洋沖地震を受け、チャリティーオークションなど支援活動を行っている大宮アルディージャは18日、DF坪内秀介ら選手からサポーターへのメッセージを発表した。

 元仙台のDF村上和弘は「僕自身、仙台に6年間在籍させていただいて、サッカー選手としても、ひとりの人間としても大きく成長させてもらった地域で、このように大きな被害が出たということは、本当に悔しくてなりません」と話し、「本当にひとつになって、力を合わせて東北地方に、また被害に遭われた方、被災された方に少しでも力になれるようにみんなで協力して、頑張っていってもらえるように応援していきましょう」とサポーターに呼び掛けている。

●DF坪内秀介
「大宮アルディージャの坪内秀介です。今回被災された方々に対し、深くお見舞い申し上げます。
 被災された方々に、『頑張って』とか言葉にするのは本当に簡単なことですけど、今は本当に『頑張って』としか言いようがありません。
 それよりもただ言葉にするのではなくて、行動を起こすことが本当に今は大事になってくるのではないかなと思っています。
 僕も節水だったり、節電だったり、車に乗らなかったりと毎日毎日考えて行動をしています。
 今回クラブがチャリティーオークションで義援金を受け付けています。
 ぜひ皆さんご協力をよろしくお願いします」

●MF金澤慎
「こんにちは、大宮アルディージャの金澤慎です。このたびの災害で被災された方々にお見舞い申し上げます。
 今数え切れないたくさんの方々が、とても過酷な状況に置かれていて、毎日とても不安な気持ちでいるかと思います。だけど僕たちはひとりではありません。みんなが力を合わせれば、超えられない壁はないはずです。
 だからひとりひとりができることを、ひとつでも多くしていきましょう。
 ファン・サポーターの皆様が、いつも応援とともに僕たちを支えてくださるように、みんなで支えあいましょう。
 ご協力よろしくお願いします」

●DF村上和弘
「大宮アルディージャの村上和弘です。このたび東北地方太平洋沖地震によって被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 たくさんの方の尊い命が亡くなられ、多くの方の行方がわからない中、日本全国また海外からたくさんの方が協力して救援活動を行ってもらってると思いますが、自分も含めて僕たちサッカー選手が今の段階で何も力になれないことが、本当に悔しくてなりません。
 僕自身、仙台に6年間在籍させていただいて、サッカー選手としても、ひとりの人間としても大きく成長させてもらった地域で、このように大きな被害が出たということは、本当に悔しくてなりません。
 これから自分たちに何ができるかということを、よく考えてクラブと協力しながら、いろんな活動していけたらなと思いますので、そのときは皆さん、本当にひとつになって、力を合わせて東北地方に、また被害に遭われた方、被災された方に少しでも力になれるようにみんなで協力して、頑張っていってもらえるように応援していきましょう。
 また福島の原子力発電所の事故により、自分の命をかえりみず救援活動に協力したいと申し出ている方がいるというニュースを見ました。
 自分自身そういった大きなことができるわけではありませんが、そういった方たちの無事を祈り、少しでも被害が小さくなるよう、そしてまたいろんな地域で復興して元気な日本が取り戻せるように自分なりに協力していきたいと思います。
 とにかく今は被災地の方々が一日でも早く元気になってもらえるように、自分たちも微力ですが、何かしら協力できるように頑張っていきたいと思いますので、皆さん元気を出して力いっぱい生きていけるように、みんな力を合わせて頑張りましょう」

(文 西山紘平)

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