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常盤の劇的V弾で水戸がホーム2連勝!!

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[4.23 J2第8節 水戸2-1徳島 Ksスタ]

 水戸ホーリーホックがホームで連勝を飾った。23日にJ2第8節が各地で行われ、水戸は徳島ヴォルティスと対戦し、FW常盤聡の後半終了間際の劇的弾で2-1で勝利した。

 試合後のテレビインタビューで柱谷哲二監督は「被災地として絶対に勝たなきゃいけない。そういう気持ちで選手たちをピッチへ送り出しました」と話したように、まさに“絶対に負けられない”そんな気持ちが込められたゴールだった。
 
 1-1で迎えた後半ロスタイムの表示は4分。選手たちは諦めることなく、ゴールを目指し続けた。まずはロスタイム1分、常盤のスルーパスに抜け出したMF小幡純平がシュートを放つも、DFに阻まれた。その1分後には、MF村田翔のFKに飛び込んだDF塩谷司がヘディングシュートを狙うが、わずかにクロスバー上方へ外れた。そして、三度目の正直となったのが後半ロスタイム4分。村田のパスに抜け出した常盤が左足を一閃。劇的な逆転ゴールが生まれた。

 試合は早い時間に先制点を奪われる、嫌な立ち上がりだった。前半12分、FW島田裕介に直接FKを決められて先制を許した。しかし、そこからペースを乱すことなく全員がひたむきにプレー。そして後半16分、FW遠藤敬佑のパスにFW岡本達也が頭で合わせて同点に追いついた。前節の決勝点に続く岡本のゴールで勢いづいたチームは、終了間際の逆転劇を達成した。

 開幕戦からの2試合をホームで迎えた水戸は、連勝という最高のスタートを切った。この調子をどこまで維持することができるか。次節、水戸は敵地で岐阜と対戦する。

(文 片岡涼)

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