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鳥栖がホームで初勝利、東京Vは3連敗で最下位転落

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[4.30 J2第9節 鳥栖3-1東京V ベアスタ]

 今季3試合目にして、ようやくホーム開幕戦を迎えたサガン鳥栖東京ヴェルディに3-1で勝利した。

 立ち上がりから主導権を握った。まずは前半27分、FW池田圭の左クロスを受けたMF早坂良太が左足でシュートを決めて、先制点を奪った。さらに同45分、相手の一瞬のミスを突いてボールをかっさらうと、最後は早坂が2点目となるゴールを流し込み追加点。前半で2点のリードを奪った。

 後半には東京Vの捨て身の攻撃を受け、後半15分には1失点を喫した。しかし終了間際の同41分、相手陣内のスローインからGKとDFがお見合い状態になったところに、FW豊田陽平が走りこみ、ダメ押しのゴールを決めた。試合後のテレビインタビューで、今節2得点を決めた早坂は「ホームで勝利が飾れて、本当に良かったです」と笑顔をみせた。

 一方、今季の昇格候補に挙げられていた東京Vだったが、これで開幕から3連敗。ついに最下位の20位へ転落した。前節同様に安易なミスを連発し、中盤でボールを奪われては、それが失点につながった。中3日で迎える次節は、F東京との“東京ダービー”だ。ここで勝利して、浮上のきっかけをつかむしかない。

(文 片岡涼)

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