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岡山が初の勝ち点獲得、大分の森島は3戦連発ならず

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[4.30 J2第9節 岡山0-0大分 カンスタ]

 ファジアーノ岡山はホームで大分トリニータと対戦し、0-0で引き分けた。開幕戦で湘南に0-5と完敗を喫し、前節では京都に1-2で競り負けていたが、ようやく今季初の勝ち点を手に入れた。

 MF岸田裕樹が豊富な運動量で幾度もチャンスをつくった。 前半11分にはMF仙石廉のロングパスに抜け出し、右足でシュートを打つが、ポスト左へ外れた。後半13分には左サイドからドリブル突破。相手DFとGKの間へクロスを入れたが、味方には合わなかった。同38分には、またしても左サイドからドリブルで仕掛け、最後はFWチアゴがシュートを狙ったが、これはDFに阻まれた。

 守っては、今季広島から加入したDFストヤノフら守備陣が奮闘。今季2試合で7失点を喫していたが、この日の試合では全員がセカンドボールへの対応を徹底。相手を完封し、勝ち点1の獲得に大きく貢献した。
 
 一方、前節で草津に1-2で敗れ、連敗を免れたい大分は、開幕戦から2戦連続で得点を決めているFW森島康仁を中心にゴールを狙っていった。前半11分のミドルシュートは枠を外れ、後半32分にはDF刀根亮輔の右クロスにMF西弘則が頭で合わせたが、クロスバー上方へ外れた。この日は1点が遠く、今季初の無得点のまま試合を終えた。

(文 片岡涼)

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