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北九州がクラブ史上初の連勝!!劇的ゴールで富山に逆転勝利

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[5.29 J2第14節 北九州2-1富山 本城]

 ギラヴァンツ北九州がFW林祐征の逆転弾でカターレ富山に2-1で勝利した。これでクラブ史上初の連勝。昨季から今季にかけては、35試合連続未勝利という不名誉な記録を更新していたが、京都戦(1-0)に続く連勝を飾り、早くも今季4勝目を手に入れた。

 前半15分、早くも失点を喫してしまう。MF朝日大輔にロングボールを入れられると左サイドのMF大西容平に頭で折り返され、最後はFW黒部光昭に決められた。それでも諦めず攻め続けると、前半終了間際の44分、左CKにDF宮本亨が頭で合わせて同点弾を決めた。

 そして劇的な逆転弾が生まれたのが後半ロスタイム4分だった。右CKからのボールに合わせたのは後半13分から途中出場していた林。ファーサイドで頭ひとつ抜け出すと力強く叩き込み、2-1の勝ち越しゴールを決めた。

 試合後のテレビインタビューで林は「ゴールの前からずっといっぱい外していて。このままでは終われないと思ってました。この勢いでやっていきたい」と今後へ向けての意欲を語った。

 一方、敗れた富山はこれで4戦勝ちなし(3敗1分)と苦しい状況。ここ6試合で4得点と攻撃陣は元気がない。黒部に今季初得点が生まれたが、順位を16位へひとつ落とす結果となってしまった。

(文 片岡涼)

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