beacon

徳島は今季初先発の津田が復活ゴールも終了間際に追いつかれてドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.12 J2第16節 徳島2-2岡山 鳴門大塚]

 徳島ヴォルティスファジアーノ岡山に終了間際の同点弾で追いつかれ、2-2で引き分けた。勝ち点3を手にすることはできなかったものの、開幕前に左膝の手術を行い、ここ4試合は途中出場だったFW津田知宏が今季初先発。昨季チーム最多の16得点を挙げ、J2得点ランクで2位だったエースが早速、全得点に絡む活躍をみせた。
 
 1点を追う後半19分、スルーパスに左サイドを抜け出した津田がPA内でGK真子秀徳に倒されてPKを獲得する。これをFWドウグラスが決めて、1-1に追いついた。

 そして後半25分には、DFペ・スンジンの左クロスを津田が右足ダイレクトで叩き込み、逆転に成功。今季5試合目の出場でようやく決めたゴールが待望の逆転弾。津田は雄たけびをあげて得点を喜んだ。しかし逃げ切りたい徳島だったが、終了間際のロスタイム3分、MF小林優希にゴールを許して2-2の引き分け。3試合ぶりの勝利を目前で逃してしまった。

 一方、岡山は劇的な同点弾で引き分けに持ち込んだ。前半35分、小林の右クロスにFWチアゴが頭で合わせ、先制点を決めた。チアゴの得点ランキングトップタイとなる今季6点目で勢いづきたいところだったが、後半に2失点を喫して、逆転を許してしまう。

 それでも後半ロスタイム3分、5月8日の草津戦(2-1)でも後半ロスタイムに劇的な逆転ゴールを決めていた小林がまたもゴールを決めて、2-2。今季初の連勝はならなかったが、敵地での貴重な勝ち点1を手に入れた。

(文 片岡涼)

TOP